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2006年02月27日 [月]

「かわいくて、わがままな弟」金澤絵里子

筋ジストロフィーと闘った著者の弟、正和さんの話。

人は普通に生活にしていても、
常に筋肉を使って過ごしている。
全身の筋肉がだんだん衰えていく、
それはやがて何もできなくなっていくことを意味する。

それが自分だったら?家族だったら?
逃げ出したくなってしまうかもしれない。

でもこの弟さんや家族は違った。

「だいたい、死にそうで死なないのが僕なんよ。
自分を守ることは憎らしいくらい上手なんよ!」

帯にあった言葉。

難病と戦いつつも、常に目標を持ち、
それに向かって挑戦し続ける。

とても難病を抱えているとは思えないほど、
明るくて、著者から見ると時にわがままな弟。

闘病記を読んでいたはずなのに、
とても読んでいるとそんな雰囲気ではなくて、
口が達者でちゃっかりしている気分屋さんに
気がつけば惹き込まれているのだ。

そして弟さんが亡くなったという部分を読んでいたとき、
分かっていたはずなのにすごくショックを受けていて、
自分でも驚いた。

まるですぐ身近に「車いすのまーくん」がいるかのように
感じていたのだ。

本書では弟さんの手記が途中に織り交ぜていて、
介護を受ける側からの意見があり、
著者である姉の立場から、介護をする側の意見もある。

話は決して明るい部分だけではなく、
介護をするという大変さも描かれているのだ。

「人を介護するには、介護者を介護する人が必要だ」

著者の母の持論。

それ以外には、障害のある身で大学を受験することの大変さなども。
大学に行きたいと思っても、
合格どころか受験すらさせてもらえない大学が多く、
読んでいる自分まで悲しくなってくる。

読みやすい文章で、
いろいろな意味で勉強にもなり、
エッセイとしても面白く、
闘病記として勇気や感動を与えてくれる。

ぜひとも多くの方にオススメしたい一冊。


かわいくて、わがままな弟
金澤 絵里子
4062132559

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コメント

こちらこそ、コメントありがとうございます。
ご家族の方に読んでいただき、光栄です。

本を読んでいて、こんな仲良しの家族、
羨ましいなぁと思っていました。
この本に出会えて本当に良かったです。
  • 永遠 
  • URL 
  • 2006年05月15日 17時36分 
  • [編集]

マサの長姉

本についてお書きいただきありがとうございます。
弟と著者である妹は本当に仲良しでした。
この2人のことが本として出版されて本当に良かったです。
  • 拝見いたしました 
  • URL 
  • 2006年05月11日 13時15分 
  • [編集]
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