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2006年01月17日 [火]

「物乞う仏陀」石井光太

カンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、ミャンマー、
スリランカ、ネパール、インド。

アジア各国で物乞う人々。

著者が特に注目したのは物乞いをする障害者たち。

世界中、どこの国にも障害のある物乞いたちはいる。
盲人、聾唖者、手足の欠損者、ハンセン病や象皮病をわずらう者、
彼らはなぜ、手足を失い、物を乞うようになったのか?

そんな疑問から旅した著者の記録は
ただ、現実を突きつける。

カンボジア、ラオスなどでは地雷被害によって手足を失い、
物乞いになる人々が多い。

タイでは貧しい者への喜捨が功徳のひとつとされているがため、
下手すると物乞いで大卒サラリーマンの給料にも匹敵するほどの額を
得ることもできる。
これを犯罪に利用し、最貧国のカンボジアなどが子供などを
連れてきて物乞いをさせ、その収入を手に入れるグループがあるとか。

貧しい人々にとって、障害のある人間は
家族と言えど好ましい存在ではないこともしばしば。
障害をもって生まれ、病院に行くお金もなく、
成すすべもなく、ただ外に放置される者もいる。

ネパールなどでは麻薬によって障害を負ってしまう人々も少なくない。

そして恐ろしいのがインド。
少しでも憐れみを乞う為にレンタチャイルドとして
幼い子供が貸し出されるというのだ。

さらに5歳を過ぎるとマフィアなどに手足が切断されたり、
目をつぶされたりあるいは臓器をとられたり。
故意に障害者にさせられ、
物乞いをさせられ、お金を搾取され続ける。

そこにあるのは、想像を絶する残酷な現実。
ただかわいそうだと、半端にお金を与えることが解決ではない。

著者は危険を冒しながらも、
現地に限りなく馴染み、上辺だけではない
根底にある真実を伝えようとする。







物乞う仏陀
石井 光太
4163677402

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