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2005年08月16日 [火]

「私は三年間老人だった」パット・ムーア / 木村治美 訳

副題「明日の自分のためにできること」

26歳の工業デザイナーが85歳の老人に変装して
老人社会に潜入取材するというノンフィクション。

1988年に刊行された作品の復刊らしい。

役者でもない著者がなぜ、老人に変装しようと思ったのか。

当時有名なデザイナー事務所に就職した彼女は
その製品がデザインは優れていても、
老人がその製品を使えるのか、という疑問を持つ。

老人にも快適で使いやすい製品デザインはどんなものだろうか?
自分も年をとってみればわかることだが、
そのときには遅すぎるのだ。

製品デザインに生かすためには、若い自分が知らなければならない。
それならば、老人になってみれば良い。

そんな発想から生まれた老人への変装。
たまたま役者を老けさせる専門のメイクアップ・アーティストと
知り合いになったことがきっかけだった。

メイクだけでなく、実際に身体的にも不自由になるよう、
詰め物をし、テープを巻き、包帯で固定した。

そして街へ出たとき、そこにあるのは今までとは違う世界。

周りは彼女を老女として扱い、
彼女自身もまた老女として自然に振舞っている。

老人になった自分と、若い自分と
同じ店に行ってみても、店員の反応がずいぶん違うのだ。

三年間の変装の後、会社を設立し、
世界トップのデザイナーとしてユニバーサルデザインの製品に取り組んでいる。

高齢者社会の今だからこそ、この問題について
よく考えてみる必要があるだろう。



私は三年間老人だった 明日の自分のためにできること
パット・ムーア 木村 治美
4255003149


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