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2005年07月13日 [水]

「魂の声 リストカットの少女たち」小国綾子

副題「私も『りすか』だった」

自傷という「心の叫び」。
日本だけではなく、多くの先進国で社会問題になっているという。

自分で自分を傷つける。
その一番典型的な行為が、手首や腕、太ももなどを「切る」という行為。

いったいなぜ、自傷をするのか。

著者が自傷を取材する後押しをしたのが、
夜回り先生として有名になった水谷修先生だという。

著者自身自傷をしていた経験があるという。
それゆえに取材を躊躇していたところ、
思い切ってその事実を伝える著者に、水谷先生が答える。

「ああ、僕も中学時代にやっていましたよ。」

自傷は決して特別なことではない。
悩み苦しんでいる人たちは大勢いるのだ。

自傷をしたことがない人間にとって、
その行為はとても奇異なものに見えるかもしれない。
しかし、自傷者が数多くいるという現実を前に、
決して無関係なものではないのではないだろうか?

この本では多くの自傷者たちの声が聞こえるが、
それと同時に著者自身のことが書かれている。

それは取材する側でありながら、
自らも自傷者であったというその事実が
冷静に対応する限界を超えてしまったのかもしれない。

だが、その分、自傷をする者たちの苦しみの声が
リアルに、ずっしりと伝わってくるのだ。

結局著者にとってはずすことのできなかったメッセージ。
「それで生きていけるなら、今は切ってもいいんだよ」

もちろん、自傷を推奨するわけではない。
ただ、心の苦しみから逃れる方法としてその手段しかないというのなら、
今は切ってもいい。
すこしずつ、他の方法を探っていこう、と。

リスカやODといった自傷に偏見を持たずに、
この問題についてじっくり考えてみて欲しい。





魂の声 リストカットの少女たち -私も「リスカ」だった
小国 綾子
4062129205

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