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2005年03月29日 [火]

「対岸の彼女」角田光代

第132回直木賞受賞作品。

いわゆる文学作品ってあんまり好きじゃなかったりします。
なんというか、どことなく淡々としているところがあって、
読んで面白くないわけじゃないけど、
特に感動するでもなく、物足りなさすら感じることがあったり。
でもついついチェックしてしまう~。
良い作品も結構隠れていたりもしますし☆

そんなわけでコレ。
今回の直木賞受賞作品です。
角田さんの本ってあまり読んだことがないのですが、
ひとまずきっかけにこれを読んでみようかなあと。

ずばり言うと、結構面白かったです。

内容は…
30代、既婚、子持ちの「勝ち犬」小夜子と、独身、子なしの「負け犬」葵。
そんな二人のお話。

物語の進行は、小夜子の現在と葵の過去のお話が
交代に描かれているのですが、
何が素晴らしいかって、その人間関係の描き方でしょうか。

小夜子の章では主婦の日常が伝わってくるし、
葵の高校時代のお話からは青春時代の感性とか
そういう言葉に出来ないような感覚的なものが
とてもリアリティがあると思いました。

葵の言った「ひとりぼっち恐怖症」というのもその一つかなあと。
特に女性は学生時代とか、友達と一緒に行動するということが、
何より大切で、取り残されるとすごく疎外感を感じたりしたことがあるかたも多いのではないでしょうか?

その反面、葵が高校時代に時間を共有していたナナコの
「大切なものは一個か二個で、あとはどうでもよくって、
こわくもないし、つらくもない」
という言葉も分かる気がするのです。

怖いものなんて何もない、何でもできそうな感覚と、
すべてに臆病になってしまう感覚。

いろいろな思いが交錯していて、
それがこの物語の世界を作り上げているという感じがします。

ぜひ手にとってみてください☆



対岸の彼女
角田 光代
4163235108

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