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2005年05月23日 [月]

「母のない子が、母になる日。」井上美智代

副題「500gで生まれた娘への告白」

500gで生まれた全盲の娘、井上美由紀さんの書いたベストセラー、
「生きてます、15歳。」など。
そして、母・井上美智代さんの書いた「500gで生まれた娘へ」。

その親子の強い生き方に、感動したのだが、
この本はさらに深い親の愛というものを感じる。

美由紀さんの父親は、生まれる二週間前に交通事故死。
そのショックで美智代さんは500gという超未熟児として、
美由紀さんを生んでしまう。

しかも未熟児網膜症という宣告。
美由紀さんは目が見えないのです。

結婚をして幸せな家庭を築くはずが、
夫を失い、全盲の未熟児をたった一人で抱えてしまった母。

普通ならば自分の母親のアドバイスをもらいながら子育てをしていくはず。
だが、美智代さんは子供のころに親に捨てられ、
親の愛を知らずに生きてきたというのです。

そんな美智代さんの人生の課題は
「親にすてられた人間が、いかに子を愛せるか」

子供のころにまともに愛情を受けられずに虐待されて育った人は、
大人になって、子供ができたときに、愛し方がわからず、虐待してしまう。

虐待の連鎖。

そんなことがニュースなどで報道される。
そして美智代さん自身、その虐待の連鎖という存在に悩まされるのです。

目が見えないけれど、なんでも経験させたい。
あらゆることに挑戦させ、けっして過保護にしない。

そんな思いで美由紀さんを厳しく育てた美智代さん。
だが、もしかしたら虐待をしていたのでは?と悩むことも。

美由紀さんの言葉は
「お母さん生んでくれてありがとう」

親の愛はなんと強いことでしょう。
たとえ親に愛されなくても、子供を愛することはできるのです。
そこにたどり着くまでは困難でも、決してあきらめる必要はない。

親子の絆というものを強く感じさせてくれるお勧めの一冊です。



母のない子が、母になる日。―500gで生まれた娘への告白
井上 美智代
4591086267

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