アーカイブモード [2005年10月 ] 記事一覧

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「らんまる Only One」松本えつを 文 / 阿部章仁 写真

圧倒的な可愛さにくらくら。(笑)見た瞬間から、目が離せなくなってしまいました。うるうるの瞳でまっすぐな視線を向けてくるらんまる君。写真家の腕もあるのでしょうが、やっぱり可愛いとしかいえない。お散歩に出かけると人が集まってくるほどの人気らしい。うーむ、納得。自分がモデルだとわかっているのでしょう。しっかりとしたポーズでの姿は、まさにプロという感じ。テレビなんかにもちらほらと出演し、グッズもいろいろと...

「黙の部屋」折原一

美術雑誌編集者の水島純一郎は1枚の絵と運命的な出会いをする。描いたのは謎の画家・石田黙。その魅力に取り付かれ、石田黙という人物について調べていくのだが、疑問は解決するどころか、ますます深まっていく。さらにオークションなどで絵画を見つけ、手に入れようとすると同様に石田黙作品を集めようとする人物が現れる。この作品の何よりの面白さは、一番の焦点となっている石田黙の絵が挿絵として次々に紹介されていることだ...

「栃木リンチ殺人事件」黒木昭雄

副題「殺害を決意させた警察の怠慢と企業の保身」栃木で起きた少年グループによる須藤正和さんリンチ殺人事件。以前から気になっていて、本でじっくり読みたいと思いつつ、なかなか読む機会がなく、ちょうど今回この本が文庫化になったので、これを機会に読んでみることに。被害者は心優しき19歳の少年。犯人グループは19歳の少年3人と16歳の高校生1人。二ヶ月間にわたり被害者を監禁し700万円以上の金を脅し取り、熱湯を浴びせる...

「乱調」藤田宜永

人気ミュージシャンだった息子・朝野鷹也が自殺した。3か月後、幼い頃に離別し、パリで働いていた主人公、村井清貴は息子の死の真相を探るために、鷹也のマンションを訪れる。その部屋で出会ったのは鷹也のファンという女子高生、神谷深雪だった。恋愛とミステリーの組み合わせたというこの作品。X JAPANのhideの自殺がこの作品を考えるきっかけとなったらしい。実の親とはいえ、一緒に生活したのは2歳のころまでで、あとは時々、...

「猫丸先輩の空論」倉知淳

猫丸先輩シリーズ短編集。「水のそとの何か」 イラストレーターの家のベランダに毎朝決まって置かれるペットボトル。「とむらい自動車」 交通事故現場に集結させられた無線タクシー。「子ねこを救え」 1匹だけ差別されている子猫の救出作戦。「な、なつのこ」 密室状態のテントの中で割れ、散乱していた7個のスイカ。「魚か肉か食い物」 大食いという意外な特技を持つ女性がステーキを前に逃げ出した理由。「夜の猫丸」 一人...

「サウスバウンド」奥田英朗

元過激派の父を持つ、小学生の二郎。型破りな父に振り回される二郎たちを見ていると、なんだか読んでいる自分まで振り回されている感じ。無茶なんだけれど、なぜか憎めない。そんな魅力があって、ついつい惹きこまれてしまう。第二部では舞台が沖縄の西表島に移動し、自然の中での生活。権力を嫌い、自分の信念で動く。極端だけれど、読んでいるとなんとなく気持ちいい。読了感も良く、なかなかオススメかも。サウス・バウンド奥田...

「アキラの地雷博物館とこどもたち」アキ・ラー 編著

著者はカンボジア人のアキ・ラー。日本人の名前、アキラに似ていることから、通称はアキラ。5歳でポル・ポト軍に両親を殺され孤児になり、ポル・ポト軍にベトナムと戦うように教育される。13歳のとき、ベトナム軍につかまり、今度はポル・ポト軍と戦うように強制される。16歳のとき、ベトナム軍が撤退し、カンボジア軍に入れられ、ポル・ポト軍の残党と戦う。20歳までただひたすら戦いながら生きてきた著者。生きることは戦うこと...

「即系物件」sanzi

副題「裸の渋谷少女たち」カリスマナンパ師という著者。書名の「即系物件」とは、「すぐにヤラせてくれる女の子」を意味する言葉だそうだ。ナンパを商売にしていることは許されることではないと思うけれど、逆に言えば、それだけ人の温もりに飢え、傷ついている者がたくさんいるということ。ここに描かれているのはあまりにも悲しい現実。そんな女性たちの叫びが伝わってきてとても悲しい気持ちになる。即系物件 裸の渋谷少女たちs...

「τになるまで待って」森博嗣

Gシリーズ第3弾。森の奥まったところにある《伽羅離館》。超能力者、神居静哉の別荘であるその洋館を訪れた7名。森の奥の洋館での密室殺人。ミステリーとしても面白いが、別シリーズの人物たちが次々に登場し、話がリンクしていくところが気になるところ。新シリーズのキャラにもだいぶ慣れてきました。ただ文章が1段になってしまったのだけは未だに馴染めない感が…。と、ここまで書いて、前作の時の感想を読み直してみる。同じこ...

「灰色の北壁」真保裕一

山をテーマにした中編集。「黒部の羆」「灰色の北壁」「雪の慰霊碑」の全3話。「黒部の羆」は「乱歩賞作家赤の謎」で既に読んでいたので、こちらは思い出しつつ読み直す。なかなか面白い話だったけど、何度も読むほどではないかなぁ?などとあまり期待せずに他の話も読む。個人的には表題作がお気に入り。山や登山の描き方と、そこに絡んでくるミステリーとしての描き方、どちらも面白く、長編ではないけれど読み応えもあって良か...

「黄泉路の犬」近藤史恵

副題「南方署強行犯係」シリーズ第2弾。表紙にはとても可愛い犬のイラスト。途中の挿絵もとても可愛くて、軽く読めるミステリーかなぁ?なんて思いつつ読み始める。本シリーズは著者初めての警察ミステリーだが、味わいは著者ならではの切なさがある…と著者紹介に書かれています。なるほど、納得。とても悲しい物語でした。犬好きには嬉しいお話かも~なんて気軽に手に取ったのに、ちょっと地獄のシーンには目を背けたくなるほど。...

「天生縁分 上下」パク・イェラン 脚本 / 富岡由貴 著 

副題「ベストカップル」アン・ジェウク、ファン・シネ主演ドラマ。運命の相手に出会って結婚し、結婚後もすれ違いや誤解など葛藤しつつも、愛を確かめ合う…という、とてもシンプルなストーリー。激しいライバルが登場し、なかなか結婚にまで至らないドラマが多い中、こちらは結婚後のお話がメインらしい。二人の仲が良いときの「ダーリン」「ジョンちゃん」には笑ってしまった。天生縁分〈上〉―ベストカップル富岡 由貴 天生縁分〈...

「13歳の遺言」重田さゆり

副題「健ちゃんの2500に及ぶ戦い」小学校1年生のときから6年半もの闘病生活。幼い健太郎くんの体を襲ったのは数々の病気。水頭症、脳腫瘍、脳腫瘍の脊髄転移、腎不全、横紋筋肉腫、脳梗塞、リンパ節転移。いったいなぜこんなに…。あまりにも過酷で、その苦しみは想像を絶するが、健ちゃんは弱音を吐かず、闘い続ける。そして同じ病気の子どもを励ましたい。そんな思いから、自分を撮影してほしいという取材の依頼。残念ながら取材...

「強気な小心者ちゃん」鈴木ともこ

小心者ゆえにいろんなことにドキドキしたり、妄想したり、反省したり。なんとなくこういうのわかるなぁ~なんて話があったりして、思わず手にとってしまう。個人的にはダイエット編が面白かったかな?ダイエットというわけではないけれど、何事にも形から入って、計画だけで終わってしまう自分としては、計画表をせっせと書いている小心者ちゃんに、思わず共感してしまいました。(笑)なかなか人には言えないけれど、こういうこと...

「Diary」野口江里子

副題「野口江里子の日記1983-1985」一見いったい何の日記?と思ってしまうような本。実は「容疑者 室井慎次」に出てくる日記。その中に出てくる室井さんの学生時代の恋人、野口江里子の日記なのだ。そんなわけで踊るファンにはとっても嬉しい一冊。…と思いきや、どうやら批判も多いらしい。最初は室井さんの恋物語を楽しみに、イメージしつつ読んでいたけれど、後半は闘病に入りちょっと半端な感じ。これはこれで悪くないんじゃな...

「孤宿の人 上下」宮部みゆき

讃岐国、丸海藩。たった一人見知らぬ土地へやってきた少女、ほう。その珍しい名前の由来は阿呆の「ほう」。非道い名前をつけられつつも、純粋に生きるほう。そして加賀殿との出会い。幕府の罪人で悪霊と恐れられる加賀殿と加賀殿幽閉屋敷に下女として住み込むことになった無垢なほう。そこにはほうが孤児で頑是無い子だからと利用する人たちの思惑があるけれど、与えられた環境の中で、加賀殿に文字や数を習い、少しずつ成長してい...

「娘の積木くずし」穂積由香里

1982年に刊行し、大ベストセラーとなった「積木くずし」。昨年、その終章として「由香里の死そして愛」が刊行され、再びドラマ化するなど注目された。その娘の由香里さんが書いた本があったとは知らなかったのだが、今頃になってその存在を知って読んでみる。「積木くずし」では両親の側からの視点しかなく、なぜ娘が非行に走ったのか、その原因が明らかにされていなかった。そんな一方的な視点には納得ができないという由香里さん...

「埋み火」日明恩

シリーズ2作目。「鎮火報」に続く消防士、大山雄大シリーズ。雄大の親友、裕二。その裕二のところの武本工務店が手がけた家が、立て続けに放火される。先日、武本工務店はテレビ番組に出演し、人気が出たため誹謗中傷が起こっているところだった。裕二とともに雄大は夜中にパトロールをすることに。一方老人世帯で失火による火災で死亡する老人が。一人暮らしの老人にはありがちな不幸とはいえ、立て続けに起こる火災に疑問を抱く...

「ソウルソナタ」金敬哲・柴沼恵えん 編著

副題「わたしのカレは韓国人!」韓国人の男性と付き合っている、あるいは結婚しているという日本人女性たち。韓国人男性との出会いのエピソード、トキメキ編。カレとのドラマチックなエピソード、ラブラブ編。韓国の結婚式のエピソード、アツアツ編。カレの家族との関係など新婚のエピソード、ホヤホヤ編。生活習慣の違いや韓国で暮らすコツなど、ビックリ編。5つの章に分けつつ、約50人の意見やエピソードをまとめた一冊。韓国ド...

「聖殺人者」新堂冬樹

ガルシアシリーズ2作目。「悪の華」の続編。前作が面白かったので、すぐに読むつもりが…随分間が開いてしまいました。話を忘れてる部分が多いけど大丈夫かな?なんて思いつつ読み始めましたが、回想部分を読みつつ思い出し、問題はなかったかな?今回はガルシアはもちろんだが、ジョルジオも主役と言ってもいいかもしれない存在。こちらも過去があり、前作同様切ない物語に仕上がってます。さて、三部作ということは、次作が最後の...

「容疑者Xの献身」東野圭吾

極上のミステリーでありながら、最高の純愛物語でもある。今まで数々の素晴らしい作品を書いてきた著者の中でもお気に入りの一冊。そんなほめ言葉をいっぱい並べてしまいたくなるのがこの本。最初は何も知らずに読み始めて、これが湯川シリーズだと分かる。気軽に読める一冊かなぁ?そんな軽い気持ちで読み進めていたのだけど、ものすごく衝撃を受けました。彼の深い愛に気がついたとき、一気にミステリーから純愛物語へと変貌する...

「狂骨の夢 上中下」京極夏彦

分冊文庫版。シリーズ3作目。夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。なんとなく前2作と雰囲気が違う?と思ったら、どうやら人称の違いのようです。さらに新たな人物を加えて、夢と現実の交錯する世界へ。今回のメインは骨。髑髏を抱えてどこへゆくのか。心理学やら宗教やらをテーマに幻想的でありながら、とても現実的というか。やっぱり見事だ。分冊文庫版、次はどうやら4冊...

「our face」北野謙

副題「日本に暮す様々な人々3141人を重ねた肖像」ぼんやりと浮かぶ人の顔。その不思議な空間に思わず手にとってしまった写真集。『our faceプロジェクト』それは何枚もの肖像のネガを均等に正確に重ねて焼き付けていくもの。漁師、幼児センターの子供たち、学園の生徒、様々な場所の様々な人々。そしてそれらの人々が一つの肖像になる。複数の人々の肖像であると同時に、そこに浮かぶのは、不思議なくらいに馴染んでいる一人の肖像...

「アスファルトの男 上下」パク・ヒョンジュ 脚本 / 進藤良彦 著

イ・ビョンホン、チョン・ウソン、イ・ヨンエ、チェ・ジンシル、ホ・ジュノと、なんとも豪華なキャスト。イ・ビョンホン演じるカン・ドンジュンとチョン・ウソン演じるカン・ドンソクが兄弟役で、その姉がイ・ヨンエ演じるカン・ドンヒ。兄のカン・ドンジュンはカーデザイナー、弟のカン・ドンソクはのちにカーレーサーを目指すという、車好きの兄弟。そういえば韓国ドラマの中には車関係の仕事も良く出てくるなぁ。内容はそれなり...

「サンデイ ラビット」RARI YOSHIO

タイトルと可愛い帯のウサギをみてもわかるけど、そのまんま、ウサギの本。著者が今まで一緒に暮らしてきたウサギたちの紹介と手作りのウサギ雑貨やウサギグッズのコレクション。丸々一冊、ウサギ尽くし。もうウサギ好きにはたまらない一冊でしょう☆写真もいっぱいで、可愛いウサギたちの姿が。個人的にはロップイヤーが好きなので、男の子なのに、女の子と間違えられてしまった「デイジーくん」がお気に入り。数々のウサギ雑貨た...

「ユグノーの呪い」新井政彦

第八回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。なによりまず設定が面白い。主人公はヴァーチャル記憶療法士。ヴァーチャル世界の中に入り込んで、治療をする。あくまでも患者の記憶の中なので、必ずしも正確ではなく、患者自身による記憶の改変などもある。その不確かな記憶から、トラウマとなっている記憶を見つけ出し、その原因と対峙する。患者はメディチ家の末裔のルチアという少女。少女の頭の中でいったい何が起こっているのか...

「メフィストの漫画」喜国雅彦+国樹由香 著

ミステリ好き、メフィスト好きにはたまらない一冊。喜国さんの描くちょっとあほらしいくらいのギャグ漫画と、国樹さんの描くミステリー作家さんの愛猫・愛犬たち。元ネタが結構古いものが多くてついていけない部分も多かったけど、やっぱり読んでいるとなかなか楽しい。山口雅也氏との対談もあるし、冒頭には犯人当てクイズも。ちなみにこの犯人当てクイズは今月末(2005年10月31日)まで正解者5名にプレゼントもあるらしい。著者二...

「お笑い裁判傍聴記」木附千晶・三代目仙之助・菊池美香 編著

一度裁判を傍聴したいなぁと思っているのですが、いまだに足を踏み入れたことがありません。そんなわけで、裁判の傍聴ってどんな感じだ?とおもっているところへ、この本が目に入りました。「実際にあった事実」と、「裁判所が認めた事実」え、それはどういうこと?裁判ってこんなもんなの??なんて思ってしまうような実態。いまどき、いつ自分が裁判沙汰に巻き込まれてもおかしくない。漫画と解説でいくつかの例を紹介しているの...

「笑うイヌ」ヒットスタジオ編

イヌたちのちょっと変な顔の写真や、そんな写真を漫画にしてみたり、はたまたいろいろ衣装を着せて楽しんだり。普段から愛犬との楽しいヒトトキを過ごす飼い主さんたちの協力でできた一冊。イヌ好きじゃなくたって、きっと楽しい。私はというと、あまりの面白さに一人でおとなしく読むことができずに側にいた人にわざわざ自慢するかのように見せてばかりいました。(笑)可愛いんだけど、可愛いだけじゃない。面白くって、おかしく...

サボり気味。

最近更新をサボり気味です。いや、今に始まったことではないけれど、ちょっとやる気が落ちてきたみたいです。これだけ続いていたほうが私にはすごいのですが。(苦笑) それでなくても苦手な感想。本が山積みになっていると、どんどんやる気がなくなっていくので、また新たに出直そうかなぁ。...

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