カテゴリーモード [本>小説>日常生活 ] 記事一覧

スポンサーサイト

「ゴールデン・タイム」山田宗樹

副題「続・嫌われ松子の一生」波乱万丈、強烈なインパクトを見せ付けてくれた前作の松子。松子の一生が前作で完結しているのに、その続編ができたということに驚く。肝心の本作、続編ということで、いったいどんな物語なのかと思いきや、正直、前作とはほどんど対極にある青春物語。なんのこっちゃ!?ちょっと騙された気分で読み始めたのだが、読み出すとこれが悔しいことに面白い。とくに笙が演劇の世界に少しずつ足を踏み入れ、...

「その日のまえに」重松清

あまりどんな内容か知らずに、結構人気のある作品みたいだし、読んでみようかなぁという気に。最初のうちは、あれ?短編かぁ~、悪くはないけど、それほど大絶賛というほどでも…なんて思いながら読み進めていたけれど、実は連作短編になっていて、最後にはいろいろ考えさせられていました。全体のテーマは「死」。友達や家族の死を通していったい何を思うのか。癌の告知や、近いうちに訪れる死を「その日」と呼ぶ夫婦など、これも...

「沖で待つ」絲山秋子

先日の第134回芥川賞受賞作品。なかなか面白かったとオススメしていただいたので、気になりつつもずるずると日々が過ぎていき、ようやく手にすることができました。「勤労感謝の日」と、表題作「沖で待つ」の短編2作品収録のとても薄い一冊。しかもこの著者の作品は読みやすくてさらっと読めるので、ホントにあっという間に読めてしまう。「勤労感謝の日」無職者にとっては何が勤労感謝だ!と思っている主人公の女性が近所の人の薦...

「包帯クラブ」天童荒太

お気に入りの作家さんの久々の新刊。しかも小説なのに新書ってどうなんだろう?なんて思いながら手にする。結構薄いし、もしかして物足りないのでは?などと勝手な思い込みで読み始めたけれど、内容はとても良かった。別に特別なことではないかもしれないけれど、どこか傷ついた少年少女たち。心の傷は目に見えないけれど、小さくてもずっと心に残り続ける。ある日、傷ついたところに包帯を巻くことで、心がすっと軽くなることに気...

「いつか、僕らの途中で」柴崎友香 田雜芳一

イラスト入りの往復書簡ストーリー。なんとなく可愛いなぁ~と思っていて、手に取ったのだけど、じっくり見てみると個人的にこのイラストがすごくHIT。どこかほのぼのとした雰囲気の文章とぴったりマッチしていて、ラインのとり方がすごく好き。こんな絵が描けたらいいなぁ~なんて思いながらじっくりと眺めつつ、文章を楽しみました。京都と山梨に住む二人の往復書簡。これといって内容があるわけではないけれど、相手を思い遣る...

「AMEBIC」金原ひとみ

面白くないよ…と紹介されたこの本。面白い!と紹介されたのならもちろん大喜びで読みますが、面白くない…と教えてもらうと…やっぱり気になってしまう、この無駄な好奇心。(笑)結局読んでしまいました。んで、何でしたっけ??読み終わったあと、そう振り返りたくなるような感じ。正直何がなんだかよく分からなかったのです。いや、もともとこの著者の作品があまり好みではないというのもあるのでしょうけどね。なんとなく最初の...

「アンボス・ムンドス」桐野夏生

短編集。それぞれいろいろな女性を描いた短編。「植林」「ルビー」「怪物たちの夜会」「愛ランド」「浮島の森」「毒童」「アンボス・ムンドス」の全七話。どれも女性が主人公で、どこかコンプレックスがあったり、何かに執着したりと、表向きは隠している心の中を描いている。著者の女性の描き方は醜いけれど、どこかリアリティがある、そんな感じで、この短編集でもその力量を発揮している。どの作品も面白いが、中でも表題作が印...

「砂漠」伊坂幸太郎

平凡なキャンパスライフに、ちょっと個性的な人物。様々な要素が絶妙に絡み合った青春物語。主人公の北村にやませみ頭の鳥井、特殊なチカラを持つ南、美人の東堂、個性的な西嶋。それぞれにいい味をだしてくれる。特に西嶋さん、最初は何だコイツは!なんて思ってしまうのだけど、読んでいるとだんだん馴染んでしまいます。その台詞の一つ一つが、なるほどなぁって思ってみたり、おいおいって思ってみたり、どこか楽しく、どこか考...

「県庁の星」桂望実

お役所仕事ってなんて融通が利かない…って思ったこと、ありませんか?だけど役人だって必死なんです。県庁の期待の星、野村聡は民間との人事交流という新たな研修の一環で、民間の赴任先・いざ、スーパーへ!1年間の研修の末に待っているのは一つ上のポスト。しかし前途は多難。方針がまるで違うスーパーでの仕事。マニュアルもなく、いきなり放り出された野村氏の運命は?本当にうまくやっていけるのか。そもそも1年間も続けてい...

「Diary」野口江里子

副題「野口江里子の日記1983-1985」一見いったい何の日記?と思ってしまうような本。実は「容疑者 室井慎次」に出てくる日記。その中に出てくる室井さんの学生時代の恋人、野口江里子の日記なのだ。そんなわけで踊るファンにはとっても嬉しい一冊。…と思いきや、どうやら批判も多いらしい。最初は室井さんの恋物語を楽しみに、イメージしつつ読んでいたけれど、後半は闘病に入りちょっと半端な感じ。これはこれで悪くないんじゃな...

ご挨拶

本と映画と気まぐれに☆
訪問ありがとうございます。
ゆっくりしていってくださいね☆
あと気軽にコメントをお願いします。
それを励みに頑張りますので!
TBも大歓迎です。気軽にどうぞ☆

このブログを登録☆ by BlogPeople

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

最近の記事

プロフィール

  • 管理人:永遠

  • ひたすら読書と映画鑑賞の日々。
    当初の予定とは違い、
    気がつけば本の感想のみに
    なってしまいましたが、
    地道に更新していきますので、
    どうぞよろしくです☆
  • 管理人サイト
    永遠へと続く夢のカケラ


  • 管理者ページ

検索



サーチする:
Amazon.co.jp のロゴ

全記事(数)表示

全タイトルを表示

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。